記者会見・記者室の完全開放を求める会
誰もが会見に参加できるように取り組んでいきます
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総務省記者クラブからの返答
前回の記事でお知らせした通り、12月22日に行われた総務省記者クラブとの懇談会の続報です。

12月29日、総務省記者クラブの幹事社である毎日新聞記者より、会見開放を求める会の渡部真(フリーランス編集者)へ電話がありました。
先日の懇談会の中で、当会呼び掛け人である畠山理仁氏(フリーランスライター)から、「今年の年初から動画撮影の申し入れをしているが、未だに正式な返答がない。幹事社が代わるたびに説明しており、記者クラブ内で申し送りされている様子もないし、どうなっているのか? 次の幹事社に代わる前に、きちんと返答が欲しい」という申し入れがあったため、この件については必ず年内に返答する事になり、その返答の連絡でした。

以下、毎日新聞記者と渡部の電話会談をまとめたものです。


毎日 総務省記者クラブの総会で、申し入れのあった動画撮
  影について各社の意向を確認したが、結論から言うと、
  今回の総会では動画撮影を認めるという結論に達しなか
  った。
   【理由1】まず新聞協会の見解を確認したが、たしか
  に記者会見を開放しようという見解になっているものの、
  動画撮影について言及して認める方針は示されていない。
  新聞協会の見解を根拠に動画撮影をフリーランス・ジャ
  ーナリスト認めることはできない。
   【理由2】総会の中で、撮影者の意図と関係なく、イ
  ンターネットなどで公開した映像が、第三者によって二
  次使用されるリスクがあると指摘する意見があった。そ
  こに映っている人の発言・質問などが、本人の意図した
  内容と異なって、一部だけ使われると全体の真意が伝わ
  らないこともある。それを危惧する意見があった。
   【理由3】やはり各社に持ち帰って本社の意向を確認
  しないと、記者クラブの担当者だけで決める事が出来な
  い。そのためには時間がかかる。

渡部 納得ができない点がある。【理由1】については、新
  聞協会の見解が個別の取材方法(撮影)に言及していな
  くても、そこはジャーナリスト全般に対して取材活動を
  公平に扱うべきだという趣旨のはず。そもそも、新聞協
  会がいちいち『動画撮影を開放すべき』と言わないと許
  可しないなんておかしい。
  【理由2】について、二次使用のリスクは、記者クラブ
  加盟社でもフリーランス・ジャーナリストでも、同じよ
  うにある。そもそも、取材対象者である大臣や官庁側の
  発言が、部分的に使われて不利益があったとしても、そ
  れを心配すべきなのは大臣や官庁サイドであって、記者
  クラブが心配すべき事じゃない。それに、記者クラブ加
  盟社でもフリーランスでも、ある程度は部分的に切り取
  って報道している訳で、加盟社は部分的に切り取って使
  っても良いけども、フリーランスが部分的に使うのは認
  めないっていうのもおかしい。一般の人が公開された情
  報を悪意をもって二次使用することを心配するのかもし
  れないが、逆に、記者クラブ加盟社は悪意がないという
  保証はどこにあるのか?
  【理由3】について、今月の総会までに各社が持ち帰っ
  て本社の意向を確認する時間がないというが、それでは、
  来月の総会までには確認できるのか?

毎日 いろいろと反論があると思うが、記者クラブの運営と
  しては、今のところそういう見解だという事。【理由3】
  の件だが、今回は、幹事社が変わらないうちにとにかく
  今月の総会で確認してほしいということだったので、各
  社で持ち帰って検討しようという話になってない。その
  ため、来月に返事が出来るか分からない。
   その他については、個人的な見解を話す事は出来ても、
  総務省記者クラブを代表する立場で言う事が出来ないの
  で、これ以上の意見は差し控えたい。  

渡部 例えば、今後も今回のような懇談を行って意見交換し
  ていくとか、次回の総会でもう一度動画撮影について話
  し合うとか、今後に繋がる話をしてもらわないと、こち
  らには虚しさだけが残る。

毎日 今回のフリーランスの皆さんの意見については、こち
  らとしても責任を持って対応したいと思っている。他の
  意見についても、来月の幹事社には申し送りした。ただ
  し、今後についてどうなるかまでは、自分の立場で言及
  できない。これまでは、今回のような意見交換がなかっ
  たということなので、こちらとしては大きな前進となる
  一歩と捉えてる。

渡部 こちらとしては来月になったら改めて幹事社に再度ア
  プローチしますので、その旨伝えておいてください。


以上のようなやりとりでした。

今回は動画撮影についてだけの返答で、前回の記事で紹介した意見の返答もありませんし、今後についての展望が示された訳でもないので、引き続き、来月も総務省記者クラブにアプローチしたいと思ってます。
進展がありましたら、これからもこのブログで報告していきます。
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総務省記者クラブとの懇談会
去る12月22日、総務省記者クラブとフリーランサーとの懇談
会があり、会見開放を求める会の事務局から、渡部真(フリーラ
ンス編集者)が参加しました。

今回の懇談会は、総務省記者クラブ幹事社から、「記者会見の開
放についてフリーランサーの皆さんの意見を聞きたい。正式な懇
談会ではないが、有志のフリーランサーたちから意見聞かせても
らえないか」と、当会呼び掛け人である畠山理仁氏(フリーラン
スライター)へ問い合わせがあり、それに応える形で実現されま
した。

懇談会の実現まで時間がなかった事もあり、当会呼び掛け人や関
係者に連絡をして趣旨を説明した上で意見を募り、事務局で集約
した意見を、当日に文書にして持っていきました。

事務局として集約した意見は、以下のリンクからご確認ください。

http://www.craftbox-jp.com/data/101221kondan.pdf

この他、「アピール文と呼びかけ人一覧」「当会から報道各社へ
の申入書」「申し入れ結果のまとめ」を同封し、直接手渡ししま
した。

■アピール文
http://kaikennow.blog110.fc2.com/blog-entry-6.html

■申入書
http://www.craftbox-jp.com/data/100518mousi.pdf

■申し入れ結果
http://www.craftbox-jp.com/data/100518shiryo.pdf
http://www.craftbox-jp.com/data/100518kekka.pdf


懇談会には、当会の呼び掛け人である上杉隆氏(ジャーナリス
ト)、寺澤有氏(ジャーナリスト)、畠山氏のほか、小川裕夫氏
(フリーランスライター)、田中龍作氏(ジャーナリスト)、島
田健弘氏(ライター)、そして渡部が出席。総務省記者クラブか
らは、朝日新聞と毎日新聞の記者が参加。
約1時間にわたって、フリーランサーたちから意見が出され、そ
れを記者クラブ側が聞き取る形で進行しました。

当会が申し入れた意見(前述PDF)の他、

 ○動画中継の申し入れをしているが、1年経っても回答が
  ないので、年内に返答が欲しい
 ○情報へのアクセス権は公平・平等であるべき。クラブ側
  が制限するのはおかしい
 ○誰にでも開放すべき
 ○記者会見への参加を申請する時に「実績」を求められる。
  その際、「大手メディア」「署名記事」だけを実績とす
  るのは、おかしい
 ○開放する事で変な質問者が多発する事を心配しているか
  もしれないが、それは質問を受ける総務省や大臣サイド
  の問題
 ○記者クラブが記者室や記者会見を独占したり、フリーの
  参加を許可したりするなどの権限について、法的根拠を
  示してほしい
 ○記者クラブとフリーランスが喧嘩しても仕方ない。本来
  は、お互いに権力側に対して共闘すべき。協力し合える
  事はしていきましょう
 ○むしろ総務省記者クラブの意見を聞かせてほしい。記者
  クラブとしての意思が見えない。われわれ記者クラブに
  加盟していない人間に、どうしてほしいのか、要望など
  を含めて意見をだしてくれ
 ○今回のような懇談会が、継続的に開かれると良い

など、様々な意見が出されました。


記者クラブ側からは、今回の意見を参考にして記者クラブの総会
で話し合いをするとのこと。
申し入れた事についての回答や、記者クラブ内での議論の結果な
どについては、改めて連絡をもらう事になって閉会。
何らかの回答があれば、このブログでも報告します。

今回は総務省記者クラブとの懇談でしたが、今後、当会として
も、内閣官房をはじめとして、未だオープン化が実現していない
各省庁や記者クラブへ申し入れを断続的に行っていきたいと考え
ています。



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記者会見・記者室の完全開放を求める会
 http://kaikennow.blog110.fc2.com/
 メール:kaikenkaiho☆gmailcom (☆を@に変えてください)

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